空き地に生い茂った雑草に対する苦情は自治体に言ってもダメ?

2018年12月3日
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空き地の雑草が伸び放題になっていて、自宅にまで入り込み困っているという苦情が自治体に寄せられている状況です。

特に春から秋にかけての季節は、空き地に雑草が繁茂して虫が大量発生するといったことで、自治体に草刈りを要請する苦情などの相談が多く寄せられることもあるようです。

しかし、空き地は私有地なので、他人が所有する土地に自治体が勝手に踏み入り、所有物である草を刈ることはできないことになっています。

空き地の所有者の連絡先がわかっているなら…

もちろん、一般の方が邪魔だからと、勝手に雑草を除去することもできません。空き地の所有者に依頼して、草刈りを行ってもらうことが必要になります。

しかし、空き地の雑草など、繁茂したまま放置していれば衛生面にも悪影響ですし、防犯や防火面でも問題です。

柵のない空き地などで雑草が繁茂していれば、中にごみを不法投棄されるケースもあるので、住環境にも悪影響を及ぼします。

もし所有者の連絡先がわかっているのなら、まず連絡して雑草の除去を依頼してみましょう。

□所有者に伝える時のポイント

仮に空き地にごみが不法投棄された場合、私有地内のものになるので所有者の責任で処分しなければならなくなることを伝えると、費用負担も増えるので早急に対応してもらえる可能性があります。

自治体に苦情を伝えても無駄?

自治体に苦情を言ったとしても、私有地に不法投棄されたごみの処分や草刈りなどは行ってもらえません。

ただ、空き地状況を確認しながら所有者を調査し、適正に管理を行う依頼は行っているようなので、あまりにも雑草が延び放題で荒れた状態の場合は、所有者に連絡してもらえないか相談してみましょう。

□空き地所有者がわからない場合

空き地に生えた雑草の除去や草刈りは、空き地を所有する方、管理する方が行うことが原則となっています。

近隣に迷惑がかかるほど雑草が生い茂った状態になっており、それでも放置されたままの空き地がある場合で、さらに所有者が誰かわからず困っている場合、それぞれの自治体に相談してみましょう。

自治体が空き地の所有者の調査を行い、文書で空き地の雑草を除去する指導を行ってくれるはずです。

利用できる除草委託制度などの活用を

自治体によっては、高齢であることや身体的な問題で、自分で雑草を刈ることができない方のために、除草委託制度などを設けて利用できるようにしている場合もあります。

地域の方と良好な関係を築くために、自分の所有している空き地の管理はしっかり行うことを心掛けるようにしてください。