空き家の維持するために必要な費用の種類と金額の目安

2018年1月9日
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利用していない空き家も不動産として維持するには費用が掛かります。もし空き家を所有しているのなら、どのような費用がいくらくらい掛かるのか、維持費用について確認しておきましょう。
空き家を維持するためには、管理費用以外にも、税金や保険料なども必要です。それぞれどのような費用がどのくらい掛かるかご紹介します。

・固定資産税
不動産を所有していることで毎年固定資産税を納税する必要があります。税率は自治体によって異なりますが、一般的には1.4%です。
土地の場合、200㎡以下の住宅用地であれば固定資産税評価額が1/6に引下げとなる優遇措置が設けられていますので、税負担を軽減できます。

・都市計画税
都市計画税は市街化区域に所在する土地や建物に対して課税される税金です。市街化区域とは自治体が都市計画地域として指定し市街が形成されている地域、または将来市街化を図る地域を指しています。
税率は自治体によって異なることもありますが、0.3%であることが一般的です。固定資産税と同様に、土地が住宅用地で200㎡以下であれば評価額を1/3に引下げることが出来ますので負担が軽くなります。

・火災保険
誰も住まない空き家だとしても、万一のために保険に加入しておくことは大切です。火災保険の保険料がいくら掛かるかについては、保障内容や契約期間、建物構造、立地、築年数などによって異なります。おおまかな目安としては、年間数万円や数十万円といったところでしょう。

・水道光熱費
水道や電気の契約を継続する場合、一切使用しなかったとしても基本使用料が発生します。
基本使用料だけなら少額で済むかもしれませんが、毎月積み重なって生じると大きな出費となる可能性があります。
例えば東京電力で50A契約の電気代を例にしてみると、月額基本使用料1,400円程度が12か月分として年間16,800円くらいは必要だと言えます。
ただし契約アンペア数は低く変えることができますので、基本使用料を抑えたいのなら検討してみると良いでしょう。

・修繕費用
そして最も重要とも言えるのが空き家の管理・修繕の必要です。建物が老朽化してしまえば、壁や屋根の剥がれおちや瓦の浮き、柱のサビなどが様々な不具合が生じます。
専門業者に依頼して修繕する場合、修繕する部分によって異なるにせよ、1つの工事に対して数万円から数百万円、費用を負担する必要があるでしょう。

空き家を所有するだけで費用が掛かる

空き家を所有していれば、例え使うことがない家でも金銭的負担が生じることを納得しておく必要があります。
年月を経過していけばさらに負担は大きくなりますので、もし今後使う予定がないという場合には売却や賃貸へ利用するといったことも検討していく必要があるでしょう。