住宅ローン返済で大変な思いをしない方法

2017年3月26日

せっかくマイホームを購入したのに、住宅ローンの支払いに追われていては、貯金もままならず楽しい生活も送れないかもしれません。実際、そんな状態に陥ってしまう方もいらっしゃるようです。「住宅ローンの返済が原因で生活が苦しくなる」ことを避けるために、どのような対策がとれるのでしょうか。

・予算を決めてから住宅を決めよう

住宅購入というと「住宅ありき」だと思われるかもしれませんが、無理のない返済を行うためには「予算ありき」で計画すべきです。さきにすみたい物件に出会ってしまうと、少々無理をしてでも「この家にすみたい!」と思ってしまうことは避けられません。実際、無理めの金額でもローン審査は通ってしまうことが多いので、あらかじめしっかりと予算を立てることが重要です。物件を「気に入った」という気持ちは、もちろん無視すべきものではありませんが、モデルルームに足をはこび、不動産の営業マンと話しているうちに、焦って購入してしまうケースも少なくありません。住宅選びは予算決定後に行うことをオススメします。

・借り入れ限度額≠返済可能額

予算をたてる際、借り入れできる限度額いっぱいに設定することは避けたほうがいいでしょう。あくまで返済できる金額をベースに考えてください。というのも、社会的な属性に問題がなければ、年収に対して返済利率25%~35%くらいまではローン審査が通る可能性が高いです。たとえば、年収400万円なら4,000万円ほどは借りられるということになります。月々の返済はおおむね12万円です。分譲マンションならさらに管理費と修繕積立金もありますし、そもそも持ち家なら固定資産税もかかります。この月々の返済額は現実的でしょうか?

・手取り額を基準に借り入れを考えてみる

では借り入れ金額はどのように決めるべきかというと、手取りの年収がひとつの目安になると思います。ローンの審査時の年収は、あくまで税込み年収です。つまり、保険料などを支払う前の状態なのですね。実際の返済時には、各種保険料や税金が引かれたあとの手取りからローンを支払うため「ローン返済が苦しくなってしまう」という状態に陥ってしまいます。手取り額を基準にした場合はどうでしょうか。たとえば、手取りの年収が300万円だと仮定すると、借り入れ可能額は約2,600万円となり、月々の返済額はおおむね7万円程度になります。当初より、現実感のある金額になったのではないでしょうか。給料のすべてを住宅ローンに回せるわけではなりませんから、このように「毎月無理なく返済できる額」にすることはとても重要です。住宅を購入される際は、これらを把握したうえでご検討されてみてください。