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不動産相続に関すること。限定承認とは何か?

限定承認とは民法上の制度であり相続人が遺産を相続する時に相続財産を責任の限度として相続することとされています。つまり、これはどういう事かと言いますと、被相続人(故人)が借金を残していた場合、プラスの分だけを引き継ぎ、残りの負債がプラスを超えない程度に相続することが出来る!という事なのです。
今回はこの限定承認について詳しく見ていきましょう。

 

◆限定承認のメリット・デメリットとは?

まずはメリットからですが、故人が残した財産の中でマイナス財産が明らかにプラスよりも多い場合や把握できていない借金が残っている可能性がある場合などに有効な相続方法だと言われています。
特に遺産相続ともなり、万が一遺言書など見つからない場合ですと故人がいったいどのくらい財産をもっているのか把握できない事がほとんどです。
そんな状況で後から多額の借金が出てきた場合、限定承認をしておくことでプラスより多いマイナスの財産は相続しなくてよくなるのです。
非常に便利な制度と言えるでしょう。
ただし、この方法にはデメリットも当然存在します。
それは限定承認をする際は相続人全員でしなければいけないという事です。
例えば、妻、子、子と3人いた場合これらの相続人全てが承認しなければできません。
また限定承認の場合は故人から相続開始時の譲渡によって承継した財産として見なされる可能性が高い事から譲渡所得税が課税される可能性も十分にあり得ますので注意が必要でしょう。
ちなみに譲渡税は長期(5年以上保有)で15%、短期(5年以下)で30%とされています。

 

◆どんな時に限定承認は行うべきか?

まずは、プラスとマイナスの財産が総額いくらあるのかわからない時は非常に有効である為、使用したほうがいいでしょう。
また家業を継承し残したい場合にも有効です。
敢えて遺産を一人に集中させたい場合、相続人たちの一致団結があればこれも、また有効な手段と言えるでしょう。
あとは上記と同じような内容になりますが、財産の中に大事な家宝がある場合も同じことが言えますね。
多少の負債を背負っても絶対に外部に出したくない家宝もあるはずです。
そのような場合にもやはり限定承認は利用できるでしょう。

 

◆最後に

基本的に負債が多ければ相続放棄してしまうのが一番早い方法ではありますが、どうしても残したい物や代々伝わる不動産を残したい場合などは限定承認を使って残すこともできます。
ただ手続き等が非常に面倒な部分もありますし、相続人が満場一致していなければできないのでそこは相続人全ての人としっかり話し合っていく必要があるでしょう。

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