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空き地の雑草が伸び放題になっていたら?市役所に頼めば刈り取ってもらえるのか

雑草が伸び放題でまったく管理が行われていない空き地が放置されると、秋にはカメムシが大量に発生して近隣の住宅に飛来してくるといった害虫被害が発生したり、雑草の花粉によるアレルギー被害など、周辺の住民にとって迷惑な存在となります。

空き地は所有者が適切に管理するべきではあるものの、誰が所有者かわからないという理由で市役所に対処して欲しいと依頼するケースもあるようです。

所有者に指導は行ってもらえるものの…

市役所の環境課などに相談として寄せられる内容のうち、もっとも多いのが空き地の雑草問題です。管理ができず空き地に雑草が生い茂った状態になっている場合、そのような相談があれば空き地の所有者に管理を行うように指導はしてもらえるでしょう。

しかし空き地の所有者が誰かわからない場合など、調査は行ってもらえたとしても実際管理するべき方までたどりつきにくい場合もあります。

そのような場合、市役所などが空き地に立ち入り、雑草除去をしてくれるわけではありません。

市役所ができることとできないことを理解しておくこと

また、空き地が伸び放題となっていると不法投棄などの場所として使用されてしまうこともありますが、私有地に捨てられた物を市役所が回収することもできません。

私有地の雑草などの除去、そしてその中に不法投棄されたものはすべて土地の所有者の責任で処分することになるので、もし空き地を所有している場合には日頃から適切な管理を行うことが必要です。

空き家撤去のような強制力はない?

空き地の条例により自治体が除草の指導を行うことはありますが、空き家であれば指導や勧告に従わない場合は強制撤去され、その費用は所有者から徴収されます。

しかし空き地の場合は努力義務で留まっており、市役所などが空き地の雑草を強制的に除去し、その費用を所有者から徴収するといったことは行われていません。

空き地所有者の一人ひとりが心掛けるべきこと

仮に強制的に除去できる条例が設けられていたとしても、所有者は空き地のすぐ近くに住んでいるわけではなく遠方にいたり、業者に雑草除去を依頼する資金がないことが多いので、費用負担を所有者に申し入れても支払われない可能性もあります。

さらに空き家なら撤去すればよいですが、雑草は一度除去してもまた次の年に生えてくるものです。

仮に除去費用を支払わないままでも除去してもらえるという話が広まれば、空き地の所有者も自己負担で草刈りを行わなくてもよいと考えるようになるかもしれません。

このような問題が広がらないためにも、空き地所有者の一人ひとりが適切な管理を行うように心がけることが大切であるといえるでしょう。

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